栃木県の農産物

栃木県は、首都である東京から約100㎞で、約50分と恵まれた立地条件にあります。平坦で広い土地、豊富な水資源、肥沃な大地、穏やかな気候など農業にとって素晴らしい条件に恵まれています。このように豊かな環境と農業者の優れた技術によって、全国に誇れる多彩な農産物が生産されています。

農産物情報

いちご

栃木県のいちごは、生産量・販売額ともに日本でトップを誇っています。特に生産量は半世紀に渡り日本一であり、太陽の光をたっぷり浴びて農業者の高い技術力のもとで育てられ、甘くて美味しいいちごが収穫できます。

  • スカイベリー
    「いちご研究所」が17年間の歳月をかけ、10万の株の中から撰びぬかれて誕生したいちごです。極めて大粒で、甘さが際立ち、ジューシーで上品な味わいが特徴なため、贈答用にぴったりです。

  • とちおとめ
    日本で一番メジャーな品種であり、日本で栽培されているいちごの約3割はこの「とちおとめ」です。果実は鮮やかな赤色で、甘みと酸味のバランスが良く、そのまま食べてもスイーツにも使える万能ないちごです。

トマト

11月から6月にかけてハウス内で収穫する冬春トマトが中心となっています。冬でもハウスの中で日差しをたくさん浴びて真っ赤に熟し、甘みと酸味の絶妙なバランスが特徴です。

にっこり(なし)

栃木県が育成した品種で、果実は約1㎏と大きく、10月~11月に収穫します。果肉は柔らかく、甘くてジューシーなおいしいなしです。日持ちが良いため、年明けまで食べられるといった特徴があります。

とちぎ和牛(牛肉)

栃木県内で指定された生産者が丹精込めて育てた黒毛和牛で、上位に格付けされた牛肉のみに与えられるブランドのことです。他産地と比較して飼育期間を長く設定しているため、キメが細かくシマリの良い肉質が特徴です。

とちぎの星(米)

大粒で炊飯後も粒がしっかりしているのが特徴であり、「米の食味ランキング」では過去3回の最高評価「特A」を受けました。また、天皇の代替りに伴う皇室行事「大嘗祭」で「悠紀地方とちぎ」のお米として献上されるなど、栃木県を代表するオリジナル品種の一つです。

その他にも栃木の農産物には魅力があふれています。
下記のURLからチェックできます。

いちご研究所
日本で唯一のいちご専門の研究施設で、いちごの研究開発から生産技術、流通、マーケティングまで総合的な研究を行っています。

観光情報

日光東照宮

江戸幕府初代将軍徳川家康を神としてまつる神社

日本を代表する世界遺産「日光の社寺」。その中でももっとも有名な「日光東照宮」は徳川家康がまつられた神社で、現在の社殿群は、そのほとんどが寛永13年3代将軍家光による「寛永の大造替」で建て替えられたもの。境内には国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の建造物が並び、その豪華絢爛な美しさは圧巻です。全国各地から集められた名工により、建物には漆や極彩色がほどこされ、柱などには数多くの彫刻が飾られています。

あしかがフラワーパーク

広大な園内に季節の花彩る。大藤棚は見事!

園内の庭園には四季折々の花が咲き誇り、その時期ごとに季節感あふれる花々が園内を彩ります。特に春になると見ごろを迎える大藤棚は見事。夜のライトアップは幻想的な雰囲気となり見ごたえ十分。長さ80メートルの白藤トンネルも圧巻です。10月末から2月初旬まで日本三大イルミネーションに選ばれた「光の花の庭」が開催され、家族連れやカップルなどで賑わいます。