シャリシャリとした食感がクセになる!東北の秋の絶品フルーツ・ナシ
日本ナシと西洋ナシの両方を楽しめる東北
日本では、丸い形をした日本ナシと、先端が細くお尻側が大きい西洋ナシが栽培されています。
日本ナシの魅力は、みずみずしい甘さとシャリシャリした独特の食感。他方で西洋ナシは、甘く、クリーミーな味わいがたまりません。
水はけがよく肥沃な土地が多い東北には、絶品のナシを楽しめる農園が多くあります。日本ナシは福島県や宮城県を中心に各地で生産されています。他方で、西洋ナシに関しては、山形県が代表品種「ラ・フランス」の日本一の生産地です。
8~9月に旬を迎える東北のナシ
ナシの収穫時期は、おおよそ7~10月頃。旬は品種によって異なりますが、主に8~9月になります。
大人気の日本ナシ「幸水」「豊水」と西洋ナシの最高峰「ラ・フランス」
東北では、果皮が茶色っぽい日本ナシの「幸水」「豊水」や、西洋ナシの最高峰と呼ばれる「ラ・フランス」を中心に、多様な種類が栽培されています。
画像提供:東北の山親父 / PIXTA(ピクスタ)
「幸水」は日本で生産されている日本ナシの約4割を占める大人気品種。果肉には、甘さの中にほどよい酸味があります。収穫時期は7月下旬から9月で、特に8月が旬となります。
「幸水」と並ぶ日本ナシの人気品種「豊水」の果肉は甘くやわらかでジューシー。8~10月にかけて収穫されますが、旬は9月になります。
他方で、「ラ・フランス」は、まろやかな果肉と芳醇な香りが魅力で、10月頃が収穫期となります。収穫後、2~3週間ほど熟成させる必要があるため、フルーツ狩りした当日に食べることはできませんが、東北には「ラ・フランス」を使ったフルーツパフェといった絶品スイーツを楽しめる農園が複数あります。
おいしいナシのポイントは実の重み
日本ナシ、西洋ナシとも、実にずっしり重みがあるものがオススメです。
「幸水」「豊水」など果皮が茶色い日本ナシの場合はやや赤みがあるもの、「ラ・フランス」のような西洋ナシの場合は果皮が黄色くなっている方が甘味があります。お尻の部分まで色づいているかどうかもチェックポイントです。
秋は東北でナシ狩りを楽しもう
日本ナシ、西洋ナシとも東北の農園でフルーツ狩りを楽しめます。秋のさわやかな風に吹かれながら、東北で新鮮なナシを味わってみてはいかがでしょうか?