レシピ6月号 マスクメロンの楽しみ方
簡単ひとてま
Fruit Recipe.1
マスクメロンの冷製パスタ
マスクメロンを贅沢にあしらった冷製のパスタは、前菜にもサラダ風にもなります。
【材料】2人分
簡単ひとてま
Fruit Recipe.2
簡単フルーツポンチ
フルーツのうまみがシロップに融合して美味しくいただけます。
【材料】2〜3人分
簡単ひとてま
Fruit Recipe.3
マスクメロンとブルーチーズのサラダ
マスクメロンにいちじくをあわせた大人向きのサラダです。
【材料】3人分
制作 新宿高野フルーツコーディネーター
東京・大田市場 “マスクメロン”
大田市場は、青果・水産物・花きを扱う総合市場です。
青果・花きでは日本一の取扱規模を誇っており、大田市場での決定価格は日本全国の市場の指標となっています。
早朝から活気づいている青果棟の場内には全国から様々なフルーツが集まります。
マスクメロンは生涯保証!
お客様が召し上がる最後の瞬間までを考え、ご提供してこそ意味がある。
高級フルーツの代名詞でもあるマスクメロンは、現在の新宿御苑で生まれました。新宿に本店を構える新宿高野にとって、深いつながりのあるフルーツでもあります。1920年(大正2年)から販売が開始され、長きにわたりマスクメロンと歩んできた新宿高野には、トップクラスの品揃えを誇る「マスクメロン専用ショップ」があります。全国のフルーツが集まる大田市場に常駐し、仲買業者と常に情報を交換している新宿高野のバイヤーによるプロフェッショナルな目によって選ばれています。
毎朝、大田市場ではマスクメロンのセリが行われます。マスクメロン専用のセリ場があり、フルーツの中でも特別な存在です。そのセリで落とされる新宿高野が厳選したマスクメロンは、アールス系メロン出荷量ナンバーワンの静岡県産。
「マスクメロンは栽培方法も流通経路も確立され安定しているのですが、実は販売先が決まってからがとても重要なんです。」と話すのは、40年以上フルーツの仕入れに携わってきた新宿高野 果実開発課担当部長大川進。 「ただ、売るだけではマスクメロンの良さは伝わりません。 お客様とコミュニケーションを取りながら柔らかいのが好きなのか、固めが好きなのかなど、好みを知ることがとても大切なんです。お客様が召し上がる最後の瞬間までを計算して、販売しなければ意味がありません。美味しく召し上がっていただくそのときまで、マスクメロンの世話をし続ける、一生涯面倒を見るような感覚ですかね。それにより、また食べたいと思ってくださるリピーターの方が多くいらっしゃるんだと思います。フルーツは会話をすることができません。だからこそ、一度でもお客様に召し上がっていただきたい。美味しいと思っていただければ、再度そのフルーツを詳しく知りたくなるきっかけになりますからね。食べることで初めてフルーツとの会話ができるのではないでしょうか。」
天候などに左右されるフルーツは、毎年同じ状況で収穫されることはありません。だからこそ産地に赴きリアルタイムの情報を得ることが重要なんだそう。大川部長は産地まで足を運び、生産者の声を直接聞くことを大切にし、常に全国を飛びまわっています。
日本唯一の「マスクメロン専用ショップ」に飾られた
生育過程のダミーは一見の価値あり!
新宿高野本店のB1Fのフルーツギフトフロアの奥にある「マスクメロン専用ショップ」には、本物と見まごうほどに精工に作られたマスクメロンの生育過程のダミーが飾られています。 このダミーは新宿高野が静岡県のクラウンメロンの産地に直接赴き、実際に栽培している苗木をお借りし、それをお手本にして作家が制作したものです。 貴重な苗木をお借りすることができたのは、産地との信頼関係があればこそ。
ショップにはマスクメロンアドバイザーがおりますのでお気軽にご相談ください。販売するマスクメロンにはすべて食べ頃をお知らせするタグをお付けしているので、一番美味しい時期を見逃さずに召し上がれます。
記事提供 新宿高野