開催内容
テーマ:~中山間地域の振興に向けて~
中山間地域では、高齢化や人口減少により集落機能が低下し、その機能を補完するため、地域住民と多様な主体が連携した農村型地域運営組織(農村RMO)を形成し、農用地保全、地域資源活用、生活支援などに取り組み、地域コミュニティの維持・強化を図ることが必要となっています。また、東海農政局では日本郵便株式会社と地域振興に係る連携協定を締結しており、中山間地域等におけるコミュニティの維持や地域資源の利活用などの取り組みを積極的に支援することとしています。このため、日本郵便株式会社東海支社と連携し、農村RMOに関する情報発信や普及啓発、農村RMO形成に取り組む者の知見の向上や研鑽、情報交換を行います。
■開催日時: 令和7年11月3日(月)11:00~15:00
■開催場所: KITTE名古屋1Fアトリウム
■開催方式: 現地参加
■参加対象:都道府県・市町村の農業・福祉・社会教育・地域づくり等の関係者、JA、集落協定関係者、土地改良区、社会福祉協議会、公民館関係者、その他農村RMOに興味・関心のある方
■参加費: 無料
プログラム
| 農村マルシェ(於:KITTE名古屋1Fアトリウム) | ||
|---|---|---|
| 11:00-15:00 | 【展示・販売】農村RMOマルシェ | ・東海農政局管内の農村RMO(4団体)の出店による地域特産物の販売や取組等のパネル展示やパンフレット配布 ・日本郵便株式会社東海支社による地域振興に関係する取組等の紹介 ・東海農政局による農村振興施策に係るパネル展示やパンフレット配布 |
| トークショー | ||
| 13:00-14:00 | 【ステージ】トークショー 「なぜ今、農村RMOなのか?ー関係人口の創出に向けてー」 | 農村RMO(4団体)の取組内容の紹介等 |
農村RMOマルシェ・トークショー参加地域情報
- 加子母むらづくり協議会(岐阜県中津川市)
地域の文化財(かしも明治座)を保全する活動を中心に、オンラインショップ「カシモール」の運営、コミュニティーバスの運行、木材資源が豊富であることを活かして地域に建築系の学生を受け入れる「加子母木匠塾」等の取り組みを行っている。
- しもやまYAMABIKO倶楽部 (愛知県岡崎市)
下山学区の地域で住民ひとりひとりが地域の課題を「わがごと」として捉え、持続可能な魅力ある学区を創出するために、体験農園「となりの田んぼ」の実施、青空市の開催、喫茶YAMABIKOの運営、コミュニティーバスの運行等を行っている。
- しきしまの家運営協議会 (愛知県豊田市)
農地を守るために始めた米の産直「自給家族」により、生産者と地域外の消費者が家族のようにつながり、安全で美味しいお米を自給しながら、集落や地域の持続化を実現している。
- 勢和農村RMO協議会 (三重県多気町)
勢和地域マップアプリを開設し、地域情報の共有を通じた交流の場を提供。生態系保全への住民の関心を高めるために、小学生対象のオリジナルいきもの図鑑を制作。さらに、コミュニティ形成の場づくりを目的に、足湯健康相談、子供服リユース会等を開催している。
会場の御案内

会場名:KITTE名古屋1Fアトリウム
住所: 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番1号JPタワー名古屋1F
案内チラシも併せてご確認ください。